2023年12月30日土曜日

死ぬまで生きる日記

 土門蘭さんの「死ぬまで生きる日記」を読んでいる。その第9章で"死にたい"が"書きたい"に変わる過程を読んで、私だと思った。

愛をかけた人のこと。助けたかった、と言う言葉がどうも近い。私の存在が助けになると言うような事を言って貰えて、つい調子に乗っていたけど、昔も今も、私はあの人を助けられないことを思い出した。

死にたい、から逃げるためには、その死にたいの正体について時間をかけて考えなくてはならない。

私は文章を書く事で、土門さんと同じ答えに辿り着いている。見事なまでの孤独。それが私の抱える闇の正体である。そしてそれが、神から私が受けた唯一の才能のたねであったらしい。この本を読んでよく分かったような気がした。

死ぬ度胸もないと繰り返す、その哀しそうな目は宇宙だった。抜け道のないブラックホールのような暗黒。

君にもひとりぼっちという才能が与えられているようだから、それを上手く使ってやれ。

死ぬまで生きるために。

0 件のコメント:

コメントを投稿

まだ生まれていない傑作へ

悶々と悶々と机に向かう。 歳が近い人が早いうちからテレビ脚本を書いている。いちいち悔しくていちいち切り裂かれる。 本格的に構造などを頭に入れ始めてから早くも8年が経過。もっと早くやれば良かったけど、私あまりセンスがある方でもないようだし、時間がかかるのは仕方ないのだろうか。悶々。...