その感覚があった。
好きという気持ちは、雷に頭から打たれたかの如く、唐突に強烈に訪れる。
脚本が好きだという気持ちも、笑の大学を見ていて急に天から降ってきた。
そしてそんな感じの「好き」は恐ろしいほど継続する。脚本は少なくとも16年、壮平は14年継続している。
好きという気持ちは行き過ぎると苦し過ぎて泣けてくる。その対象の何かになりたいわけじゃない。いや、正確にいうと脚本に対してはなりたいまでになってしまったが、壮平にはもちろんそんなこと望まない。ただ生きていて欲しい、願わくば永遠に、せめて私の息が絶えるまでは。
「好き」って本当にすごいんだと思う。
人間の生きる意味と、希望と、煌めきがそこにある。
私も誰かの好きになりたいし、なれた時が「生きていてよかった」と納得する瞬間だろう。
その時まで、何とか生き永らえたい。希死念慮は常に隣にいるけど、それでも。
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