2026年7月4日土曜日

これからも生きる

1人でに死ぬという重みを時折考える深夜が訪れる。
もっと圧倒的な才能が欲しかった。圧倒的な美貌が欲しかったし、自由にできる財産も欲しかった。
眼前に横たわる生活に満足してないわけじゃないけど、見栄や臆病さという足枷を外して羽ばたけるいつかを夢見てしまう。
最近はめっぽう白髪が増えて敵わん。生きている重み、老けていく重み。
絶対に忘れたくない。1人で死んだわけではない。もっと話しておけばよかった。毎年後悔は積もる一方である。
母が、どんな思いで私たちに切り出したのか。あの夜が思い出される。そのくらいの記憶。

私はとんだ怠け者だ。ずーっと分かっている。足りない構成力を足らすには、朝も晩も血反吐吐いて書き続けて理論の勉強を続けるほかない。分かっているのだ。分かっているのに、スイッチが入り切らない。
きっとたまに後ろを振り返っている。地獄に入る前の私が手招きをしている。普通の幸せがあるよー土日は休んだり遊ぶために使うものだよー好き勝手に恋愛だってすればいいよーと。
孤独を選ぶなんてそんな苦しい道を行くなと肩を抱く。
心が何度も負ける。書くことの奴隷になる寸前で必死になって怠ける。そうやって、6年くらい過ぎてきた。自覚しかない。
働き始めてからというもの、私の視界はクリアになった。仕事と脚本だけになり、脚本はめちゃくちゃ頑張らなければ仕事にはできないこともしっかりと理解した。目の前の道はひたすらに一本道になった。
すると、何をしても孤独が羽交い締めしてくる。孤独じゃないと創作が光らない。それはそうだと思う。幸せだといいものは生まれない。そうして私は私自身の首根っこを掴むように、呪いを強くしていって、そんな内部戦争の果てに細かな怠惰が生まれた。
書くことから逃げ続ける日常の怠惰。
それが私を停滞させ続けていることは、自覚しているのだ。

思考が病んできたので、今日は店じまいだ。
書くのはやめて一度眠ろう。

これからも生きる

1人でに死ぬという重みを時折考える深夜が訪れる。 もっと圧倒的な才能が欲しかった。圧倒的な美貌が欲しかったし、自由にできる財産も欲しかった。 眼前に横たわる生活に満足してないわけじゃないけど、見栄や臆病さという足枷を外して羽ばたけるいつかを夢見てしまう。 最近はめっぽう白髪が増え...